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プログラミングと株式投資

香港の年金制度について

香港には、ORSO(Occupational Retirement Scheme Ordinance, 職域退職給付制度)とMPF(Mandatory Provident Fund, 強制積立金)という2種類の年金スキームがあります。入社時にどちらか一方を選択することになり、退職するまでスキームを変更することはできません。転職する場合、MPFは他の金融機関に移管することが可能ですが、ORSOは雇用会社の福利厚生の一部として提供されているので、他の会社にそのまま移管することはできません。その場合、一部をMPFに移行し残りは現金で受け取ることになり、MPFスキームへの移行上限金額は、勤続年数と年収(3万香港ドル上限)によって決まります。なお、ORSOは、全ての会社で提供されているわけではありません。

ちなみに、現在の会社のORSOスキームは、社員拠出額と会社拠出額【基本拠出(Base Contribution)とマッチング拠出(Matching Contribution)】の合計がORSO管理会社の個人口座に毎月入金され、社員がお気に入りのファンドを選択して運用していきます。

例: 月給が6万香港ドルに対し、5%拠出する場合

3000 (個人拠出) + 2500 (会社基本拠出) + 3000 (会社拠出) = 8500香港ドル (月々の拠出額)

退職する場合は、個人拠出額に加え、運用利益と勤続年数に応じた会社拠出額(勤続年数5年の場合、50%)を受け取ることができます。なので、勤続年数に応じて会社拠出分を多く受け取れるので福利厚生というのも理解できると思います。

また、MPFへの移行可能な金額の算出方法は、

1.2 x 勤続年数 x 年収(3万香港ドル上限)

年収40万香港ドル(600万円, 1香港ドル15円)で勤続年数5年の場合、18万香港ドルがMPFへ移行し、残りは現金での受け取りとなります。

参考文献:

hongkong-bs.com www.pmas-iicp.jp miyawakitakeru.com